恋人物語
恋人岬ではその名の通り恋人に纏わる岬。運命の出会いの場所として、永遠に幸せな恋人となれるように、そして恋人同士が離れ離れにならないようになどなど色々な願を掛けに世界中からたくさんの人がやってくるグアム島の有名観光スポット。
岬というだけあって策の間から顔をのぞかせるだけで足がすくむ人も多いだろうというくらい高さがあり、そして引き寄せられるように恋人たちがやってくる。恋人岬が誕生したのはごく最近の話でそこがんぜ存在するようになったのかは行ったことがある人なら解ると思う。
出会いの先に待つ者
しかしいくら恋人岬とはいえその場所で出会いがあるとは到底思えないのが一般的な考えだとは思う。男女がそれぞれどんな事を胸に抱いて出合いを探しにこの場所へ足を運んできたかはわからないけれど、恋人岬で恋人が見つけることできればこの先どんな事があっても二人は幸せになれると一生をちかう事ができるのか。
「何処に行っても出会いが見つからず何年も月日が過ぎていくのをただじっと見ている・・・」それだけで人間は凄く物悲しさを感じるものだと。それに人のなかにある孤独では居たくないと思うようなこと、孤独から逃れたいがための出会いさがさはあとからとんでもない感情と感情の板挟みになることはご存知だろうか。
人との出会いには必ず・・・
それなりに事が進めばいいものの、出会ったころからのイメージは変わるもの。恋人岬に訪れるカップルが求めているのは今の気持ちがいつまでも永遠に変わらないこと。だから恋人岬で受け継がれている物語の恋人二人は永遠を貫くために自ら命を絶つことを選んだ。それがどんな事を招いても自分たちが良ければそれでいいという、見る人が見れば馬鹿げた行動としか言えないのだ。
人間はすぐに永遠を忘れる。だから出会いがあってもその場での事が思い出にずっと残っているだけでどんな事があってもその気持ちが変わらないなんてことがありえるはずがないのだから。恋人岬に永遠を求めてくるのも無理は無いかと思うが、男女の気持なんてできることなら変わることの方が当たり前だと諦めていた方が、後からきもちは楽になり重荷は早いうちに無くしておいた方がいいに決まっている。ようするに、人の気持に裏切りがあって当たり前。裏切りなんて言葉を知っているからだめなんだということ。
人間なんて出会ったころの、更にはじめから裏切るつもりで付き合っていかないと此方の身も、あちらの身も持たないのが人間の心の薄さを物語ってはいないだろうか。